1945年8月 ― 2017/08/15 15:51
とある田舎の旧制中学校(今の高校に相当)。上級生は工場へ動員されて働いている。下級生は若者が出征した農家で農作業だ。
この前授業があったのは何時か覚えていない。毎日登校せずに役場に集合だ。
夜中に空襲警報が鳴る。生徒は学校に駆けつけて警備だ。
昼間我が物顔に飛ぶグラマン戦闘機は機銃掃射を仕掛けてくる。無差別に近い。怖かった。
8月14日に翌日は休みとするから正午にラジオを聞けという指示があった。
そして玉音放送を聞いた。最初は何のことかよくわからなかった。やっと敗戦を悟ったのだ。
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