ニューイヤー駅伝は旭化成が大差で2連覇2018/01/01 14:56

今年は開始前にスタートリストを見てみた。旭化成は3区以降に豪華メンバーを揃え中盤から後半に掛けて勝負の作戦とみた。

ところが2区で新外国人のキャブシス選手がトップに立った。これでよほどのブレーキがない限り勝負あったと思った。

その後は3,5,6区で区間賞、7区は区間2位、実力発揮だ。2位のホンダは4区の設楽選手が追い上げて秒差なしまで迫ったが、メンバーの層の薄さはいかんともしがたくずるずると離されてしまった。

終わってみれば2分の差で圧勝。黄金期の再来か。とにかく層が厚い。

箱根往路―伏兵東洋大が1位2018/01/02 16:08

今年の箱根往路は新記録が6港と好記録のレースだった。

4連覇を狙う青山学院しまずまず予想通りの成績だろう。

それを上回り1区から一度も首位を譲らなかったのが東洋大だ。1年生3人、2年生1人、3年生1人の若いチームが予想以上の働きをした。

復路は東洋大が往路の勢いで実力を120%発揮か。青山学院が実力発揮で逆転するか。優勝はこの2校に絞られたようだ。

出雲の覇者東海大は5分40秒の差で9位だ。全日本の勝利者神奈川大は9分35秒も遅れた15位と不振だった。この2校は総合優勝から脱落だろう。

どうやら今年度は3大駅伝の覇者が全て異なるだろう。

箱根は青山学院が4連覇―東洋大が大健闘2018/01/03 15:53

箱根駅伝は青山学院が6,7,8区の3連続区間賞で東洋大を逆転し大差をつけて優勝した。しかも大会新の記録だ。

6区の小野田選手が予想通りの区間賞で36秒差を逆転し続く7区で林選手の区間新の力走で勝利を確実にした。無荒老は林選手をMVPに推したい。

2位の東洋大の健闘は予想外のモノだが、復路も2位であり、総合記録も青山学院に続く大会新だ。お見事。

出雲。全日本と目立たなかった東洋大だが、若手の進歩が著しい。なんと1年生4人、2年生3人だ。秋以降急速に力をつけたようだ。来年彼らがどのくらい成長するか。優勝候補の筆頭になる可能性が高い。

女系天皇論―7―持統天皇2018/01/04 15:08

万葉歌人としても名高い持統天皇は政治家としても優秀な方である。また、女性としても魅力あふれる方のようだ。

持統天皇は並み居る天武天皇のお后の中から皇后の座を勝ち取った。壬申の乱では天武天皇のそばにあって活躍されたという。

日本書紀によると天武天皇の崩御時には即座に政権を把握されている。この時点で自分が即位するのか所生の草壁皇子を即位させるつもりなのかわからない。皇極・斉明天皇の場合、中大兄皇子(天智天皇)は4代にわたり皇太子のままだったのだ。

天武天皇の崩御の直後、有力皇族であった大津皇子を難癖をつけて強引に粛清している。この後に持統天皇の家系を脅かす存在はいなくなった。

即位式をあげないうちになんと草壁皇子が薨去した。残されたのは幼い文武天皇だ。持統天皇は皇位が他の家系に移らぬように自ら即位し、文武天皇が成人するまで在位するのだ。その後も政務に関わって文武天皇を教育している。

持統天皇の家系は称徳天皇まで皇位を占めるのだ。藤原京を経て奈良時代に及ぶ政治を手中にしていた。

大相撲騒動―第1幕は下りる2018/01/05 15:05

日馬富士の暴行障害に始まる一連の大相撲の騒動か゜昨日の評議員会で最初の幕が下りたようだ。r力士やフアンのことをよく考えていない人たちがいろいろ言って賑やかだったがあまり中身があったとはいえない。

この事件は日馬富士の傷害事件と貴乃花の忠実義務違反の二つだ。それを区別して考えていない人たちが中身のないことで騒いでいる。

日馬富士の傷害事件は略式起訴の罰金命令で刑事事件として終了だ。後は貴の岩に対する賠償交渉が残ってている。加害者側の相撲協会の処分は日馬富士の引退と伊勢ヶ浜の理事降格で処理済みだ。ちなみに貴乃花はこの事件では何ら罰されていない。

貴乃花の忠実義務違反は昨日の評議員会の裁決で理事降格で終わった。可成り温情ある処置だ。民間企業なら懲戒解雇相当と思う。池坊議長は1月場所での貴乃花の言動を注目しているのではなかろうか。

1月場所での貴乃花の言動によっては次の改選で理事当選無効という第2幕が始まるのではなかろうか。

騒動の結果が力士やフアンに影響しないことを祈る。大相撲はますます隆盛を。