高度プロフェッショナル制度(成果判断型労働)-十分な準備を2018/02/01 14:58

業務を成果で判断するという高度プロフェッショナル制度(髙プロ)は良い発想と思うが拙速は避けるべきだ。

最大の欠点は給料以上のノルマが与えられることだ。給料に見合うだけの評価がどれだけかは使用者側が明確に示すべきだ。評価方法を従業員に示さないでこの制度を適用してはならない。

次に髙プロの適用者対象のヘッドハンティングシステムを作ることだ。髙プロ適用者は優秀な人材だろう。待遇に不満があれば転職しやすい環境を作るべきだ。

こうなると髙プロ社員は通常の正社員と同じような待遇は不可能だ。期間採用の特殊な社員となる。社内規則もこれに合わせるべきだ。

業績と給料とのバランスを取るためには可成りの準備期間が必要だろう。

経営者も軽率に導入するべきではなかろう。実施するのはそう簡単な事ではない。

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