無荒老人の放言録

横審の指摘をあざ笑うかのように白鵬は出場に進退を賭けると言いその結果を全勝優勝で締めくくった。

相撲内容にとかくの注文がつられているが執念深く奇策を弄しても勝ちにこだわっていた。

今は敵役だ。しかし朝青龍が敵役の時代には彼は善玉扱いだったのだ。そして朝青龍廃業の後には彼が敵役となった。

時代劇なとでは敵役が強くないと面白くない。ところが彼は強すぎたのだ。敵役ともなれば汚い手を使うのもためらうわけには行かない。

敵役に仕立てておいて言動に文句をつけるのはいかがなものか。

敵役に甘んじながら部屋に預けている力士から関取を育てているのだ。

心底から相撲が好きな人物だ。引退後はちゃんと処遇しないと協会は罰が当たるぞ。