5.15事件に思う ― 2022/05/15 15:26
1932年に起きた5.15事件は日本軍部暴走の始まりの一つである。
海軍の青年将校と陸士学生が越したテロ事件で時の犬養首相が命を落とした。
これに続くのが2.26事件でこれは陸軍の青年将校が兵士を動員して起こした。
関連した青年将校は処罰された。5.15事件は禁固刑だったが2.26事件では死刑になっている。
しかしこの二つの事件を境に軍部の横暴は勢力を増して第二次世界大戦へと繋がっていく。
なお日本でテロと言えば左翼テロを気にする人が多いが歴史を見ると右翼テロの方が多いのである。
最近のコメント