50%の重み2007/06/09 08:31

温室効果ガスの50%削減が目標として取り上げられた。この50%と言う数字は、製造現場に関係していた無荒老から見れば特別に意味のある数字である。改善の目標が10%であると言うことは、現在の技術の延長上として捉えていたものであるが、50%の改善と言うことは、現在の技術にとらわれずに全く新しい技術の導入をも含めないと到達できない数字として捉える性格のものである。

50%削減を実現する為には、科学技術のみならず社会システムの変更までも考慮に入れた大胆な発想が必要であろう。温暖化防止の為に新たな知恵比べが始まるのである。また、目先の利益の為にエネルギー消費の増大につながることはやってはならないし、エネルギーを抜本的に使わないシステムの開発も欠かせないのである。

その知恵を出すのにいろいろな手段があると思うが、無荒老も出来るだけのことをしたいと思う。提案を一つだけ出させて欲しい。

特許の成立の条件として、「公共の利益に反すること(だったと思う)」がある。これを拡張して、「エネルギーの浪費なしい多量使用につながるをするもの」にも特許を与えないようにする。そのためには特許明細書の中に当該発明とエネルギーの関係を記載することを義務づける。これによってエネルギーの使用時増加につながる研究をすることにブレーキをかける。せっかく研究して発明しても、今までは認められてきた特許権が成立しないものとなれば、そのような研究をする者は少なくなる。

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