「美しい国」を創る次の閣僚は?2007/08/04 15:00

安倍総理は今月中に内閣改造をするようですね。

今度こそ「美しい国」を創る人を入閣できますか?

「美しい国」を創れるのは美しい人ですよ。現内閣で問題を起こしたような美しくない人には安倍総理の目指す「美しい国」は創れませんよ。

身辺のきれいな人で、向上心が強く短期間で仕事をマスターできる人にすべきでしょうがね!

人の意見をあまり聞かずに人事をされているようですが、今までの実績からすると美しい人を閣僚に揃えられますか?

テロ特措法に関して2007/08/10 18:04

テロ特措法は時限立法である。 時限立法は次のいずれかの性格のものと見られる。 1.実施状況を見て改正したり代替法を作ったりして目的の達成を図るもの-産業振興に関する法律がその例である。 2.制定した時に示した期間内に目的は達成されることを予定しているもの-テロ特措法はこれに該当する性質のものであろう。

テロ特措法ができて可成りの年数が経っているのに、中東の事態が改善されたとは言えない。本来延長しないでことが終わるとの見通しで立法されたものであるにもかかわらず。

テロとの戦いの内、知恵比べではタリバン・アルカイダが優勢に事を進めていると見られる。 この為アメリカは最悪の泥沼に陥り、解決の見通しはない。

この状態では日本としての支援のし甲斐はない。国際貢献の美名だけで支援の効果はない。税金をどぶに棄てるようなものである。

延長する前提として、アメリカが知恵比べで負けているとの前提に立ち、中東戦術の全面的な見直しを行うことが必要である。日米同盟という以上無条件の役務提供だけではなく、アメリカの失敗を指摘することも重要であろう。

アメリカの要望が無条件の役務提供であれば延長は断った方がよい。その方が長い目で見てアメリカの為になる。日本政府がアメリカに盲従するのは愚策である。アメリカはとかく目先のことばかりを考えるキライがある。それに一々つきあうのは困る。

不忠者論-終戦の日に思う2007/08/14 20:19

終戦の日、玉音放送を妨害し、戦争を続けようとした人間がいた。言うまでもなく「不忠者」である。

戦前には、自分の考えを「陛下のお考え」と称して国民に押しつけた連中がいた。終戦を妨害しようとした人間は彼らの流れを汲む者である。自分の考えを「陛下のお考え」と言い続けた連中は、誤った政策を押しつけて日本国土を荒廃された。これが「不忠者」でなくて何であろうか。この説は「明治憲法」に準拠しても成り立ち。

現代史を考えるとき、不忠者の暴走はどうも日露戦争後から始まっているようだ。早めに修正すればよいものを最悪の事態になるまで突っ走ってしまった。

無荒老は外国の判断で「戦犯」を定めることは納得できない。しかし、日本人は国を誤った連中のことは忘れないで欲しい。彼らは日本国民に対する「戦犯」である。誰が「戦犯」であるかは日本国民が決めることである。また、昭和天皇が靖国祭神に関して述べられていたこともこれらの連中が不忠者であることと関係があるのではないかと推察申し上げる。靖国神社は「不忠者」を祀らない性格のものであるべきだ。

暑い!2007/08/18 19:25

まずは次の架空アンケートを見て欲しい。 次の5年間は今までの5年間と比べてみたとき、 1.暑さが厳しくなると思う。 2.同じような暑さだと思う。 3.暑さは和らぐと思う。 このアンケートを何処かの機関でやって頂きたい。これは大衆の間隔を見る上で有効であると共に、省エネ意識の啓発にもなるであろう。

とにかく暑い。熱中症で死者もでている。ところがこの酷暑の中で平然として仕事をしている人々が居る。 それは高校野球の審判の方々である。2時間以上も炎天下に出突っ張りでしかも冷静かつ公平な判断力を持続している方々である。勿論攻守交代がある選手よりも過酷な条件である。

これらの方々の耐暑のノウハウを日常生活の面を含めて公開して頂きたい。それぞれの方で異なる面もあろうがそれはしかるべきオーソリティの方でとりまとめて頂きたい。

地球が温暖化しない為の対策は残念ながら遅れていると思っている。そこで大衆は温暖化を前提に自衛する必要があると思う。そのためにこのような酷暑に耐える仕事をしている方々の智恵が必要となるであろう。

無荒老は、耐暑生活をしていると自負しているが、やはり人の知恵を借りたい。少しでも省エネをしたい。

バイオエタノールに関する疑問2007/08/25 15:56

バイオエタノールがもてはやされているが。素朴な疑問から取り上げてみたい。

バイオエタノールは穀類から作られている。世界に飢えている人々がいるときに自動車が穀類を「食べる」ことは倫理的に許されるであろうか?先進国民は、飢えに苦しむ途上国民の犠牲の上に車を走らせて良いのだろうか?

多分自動車は穀物の「大食漢」になるであろう。既に見られているように穀類の価格は上昇している。貧しい人々は穀類を手に入れがたくなるであろう。こう考えると無荒老は、バイオエタノールを使いたくなるのである。

バイオエタノールは穀類の主成分であるでんぷんを利用している。これはブドウ糖を成分としており、バイオエタノールは一度でんぷんにまで分解してからアルコール発酵して造られる。

天然に存在するもう一つのブドウ糖の供給源は繊維素である。木材などを構成する分解しがたい化合物である。しかし、分解は出来ないことはない代物である。

もう一ついえば、でんぷんは1年単位で収穫できる場合が多いのに、繊維素は採取するのにもっと長期間かかる場合が多いことである。

この条件があるので、バイオエタノールをでんぷんから造る方が繊維素から造るよりも簡単で今のところ安上がりである。だから現在は穀類がバイオエタノールの原料として幅をきかせている。

こう考えるとバイオエタノールは原料とする植物の選定からもう一度見直す必要を感じる。人間が食べないもの、既存の農地を利用しないものを使うべきだと思うのだが。