エジプト危機-南ベトナムの二の舞にはならないか2011/02/01 19:02

エジプト危機は他の近隣諸国に波及しないかが問題となっている。ところでこれらの近隣諸国は必ずしも民主体制とは言い難いのである。

また、これら諸国の政府は親米的ではあるが必ずしも国民のための政権とは言い難いのである。

アメリカは過去の例として南ベトナム政府に過剰に肩入れして失敗した事を思い浮かべる必要があろう。

結局腐敗した政府に肩入れしたために支援した政府と自国の名誉を失ったのである。

アメリカがなすべき事はエジプトではなく近隣諸国の親米政権を維持するためにそれら諸国の改革を推進すべきであろう。

迂闊な事をしていると近隣の親米政権は総崩れとなりはすまいか。

大相撲-「国技」として扱うべきではない2011/02/02 18:36

日本相撲協会にとって頭の痛い八百長問題の発覚である。

もはや「国技」として扱う事には疑問が生ずるのではないか。

一般のプロスポーツと同様ら扱ってしかるべきだと思う。

天皇賜杯-サッカーや競馬で天皇賞があるからまあよいだろう。これらがなければ廃止すべきものと思うが。

その他の賞はそれぞれに機関の判断にまかせよう。

NHKの放送は他のプロスポーツとの関係を考慮して見直すべきと思う。勿論相撲協会が他のマスコミに放映権を与える事は自由ではあるが。

とにかく各方面での相撲協会に対す.特別扱いをするのは止めて欲しい。

一般のプロスポーツ並みに扱うのには異議は差し挟まない。

要するに「国技」という条件に甘え、そして逸脱したのである。

親ムバラク派の登場-エジプトの安定は遠のいた2011/02/03 18:51

突如として現れたのが親ムパラク勢力である。いきなり流血の事態となった。

これで平和的な政権交代は空論となったと見なくてはなるまい。

という事はエジプトに安定的な政権が誕生するのは可成り先となるであろう。

最後の勝者は誰であろうか。ひとつ言える事は可成り過激な事を言わないと勝てないだろうという事だ。

つまりエジプトはイスラム原理主義の傾向が強まるという事である。

そのつもりで各方面は行動すると思うが。アメリカは収拾に苦労するだろう。

大相撲-幕下上位5番がもっとも面白いのだ2011/02/04 18:33

大相撲の八百長問題で十両の地位保持の問題が取り上げられている。ところがその逆もまた真なのである。

無荒老はよくNHLのBSで三段目からの放送を見る。そこで特に面白いのが幕下上位5番なのである。その後の取り組みを見ない事も多い。

十両と幕下では待遇に雲泥の差がある。従って幕下上位は関取になりたくて必死なのである。

幕下上位の力士は技量は未熟ではあるが土俵上での目の色が違うのである。これらの目の色が違う力士の取り組みがみられるのはNHK-BSのみである。

相撲協会は幕下力士は成績が同じ力士を取り組ませているのだ。幕下上位は関取となるために各力士が目の色を変えているのだ。相手に勝たねば自分は関取になれないのだ。負ければ関取になるのは勝った相手なのだ。だから技術は未熟でも面白いのだ。

目の色が輝いている力士が増える事が相撲協会再生の道ではないか。

エジプト危機-アメリカの思惑は当たるだろうか2011/02/05 18:39

アメリカはどうやらムバラク氏に見切りを付けた様だ。

その根底は見え見えではないか。

アメリカは国民に三行り半を突きつけられたムバラク氏を早速に見限ったのである。現状ではムバラク氏の利用価値などないのではないか。

アメリカの思惑は次のエジプト政権が親米路線である事=親イスラエル路線であることを期待し、そこに恩義を売っておこうという事ではないか。

これは可成りの博打であろう。勿論ムバラク政権に未練を残しすぎて新政権が反米となるよりもいくらかのアメリカの利益となる可能性が残っているというものである。

アメリカが最も恐れるのは中東各国で親米政権が崩壊し、イスラム重視の政権が発足する事である。

この思惑が成立するのは五分五分と無荒老は見る。