攻めの農業政策-早く具体化すべし2013/03/01 16:39

安倍首相が「攻めの農業政策」を提唱した。大賛成である。一刻も早く具体策を纏めて欲しい。

日本の特性からして価格競争などやらないがよい。勝負は味と安全で高級品の市場を狙うべきではないか。輸出補助金などトラブルのもとになるのは避けるべきであろう。

政府の援助は対外的には販路拡大であろう。見本市の開催や常設市場の設置などがあげられる。大臣や地方公共団体の長のトップセールスもやればよい。

あるいは馬肉などニッチの食材として日本の特産となるかも知れない。

国内的には耕作放棄地の回復であろう。今まで「減反・作付け制限」などで消えた農地を輸出のために再開する手段が必要である。これに資金提供すべきだろう。

最後に農家に自信を持たせることである。現在も輸出に成功した農産品はかなりあるのである。事例を全農家が共有し、「オレにも出来る」という意気込みを持った人材が増えるようにすべきである。

以上は無荒老の意見であるが、この外にもよいアイデアの持ち主が沢山居られるだろう。政府は多くのアイデアを集めて有効な処置を一日も早く取って欲しい。

ゴールは農家がTPPで儲かったと思う時点である。

TPP-USTRは自動車と保険重視2013/03/02 17:02

日本のTPP参加についてい、USTRが発言している。

その中ではコメは最重要課題の中にないようだ。自動車と保険が最重要と言っている。

この両者が以前伝えられた通りであれば日本の参加はないであろう。コメ以上の拒否反応が出てくるのは確実と思われる。

自動車は一定の輸入を義務づけたいようだ。これは自由貿易の精神に反するのだ。規模が米国より小さい欧州メーカーの車が米国のビッグスリーの車より日本では売れているのだ。日本の消費者に受け入れられにくい車を買えと言うのは筋が通らない。自由化ではなく押し売りだ。

保険は健康保険に関するものらしい。しかし、日本の健保システムは米国より優れているのだ。これを改悪せよと言うならばコメ以上の反対運動が起きても不思議ではない。そんなことをしたら与党は次の選挙で惨敗するからTPPは国会の批准など無理な話となる。

USTRがこれに拘るならば日本の参加はないであろう。

びわ湖毎日マラソン-藤原正和選手復活の走り2013/03/03 16:54

ケニア人選手のブッちぎりがなかったが、先頭がゴールする前ににゴール地点の競技場トラックに現れるという走りであった。

かっての栄光から見れば招待選手でもおかしくない実績の持ち主が一般参加であるので、過去の選手と見られていたのかも知れない。それなら見事な復活である。

しかも、日本人一位の堂々の成績である。これで世界選手権の代表候補に2時間8分台が丁度5人揃った。

4月の海外試合が2つ残っているが、この5人で決まるのが順当ではないか。

侍ジャパン-不調なりに勝ちをものにしている2013/03/04 17:19

今年のWBC一次リーグ。侍ジャパンは余り好調とは言えない。

しかし、何とか勝利しているのはさすがである。

今日にも2次リーグ進出が決まるだろう。

2次リーグには調子を回復して欲しい。

韓国は苦労しているようだ。敗退となれば2次リーグの見どころが減るのだが。

物価上昇率2%-スタグフレーション対策が見えない2013/03/05 18:37

日銀の新首脳の聴聞が始まった。

物価上昇率2%に意欲満々である。

ところでデフレ脱却したがスタグフレーション(不景気の物価高)突入にならないための智恵が見えてこない。

円安で石油製品は既に値上がりしている。小麦も値上がりだ。電気料金も上がる。その他もろもろの物価高傾向。

公務員給与は切り下げだ。電力業界も賃下げだ。年金も生活保護費も切り下げだ。その他もろもろの収入減傾向。

麻生副総理は産業界に賃上げを要請する羽目になっている。しかし、産業界はボーナスはともかくとして賃上げはやりにくいのだ。

つまりスタグフレーションの条件が整いつつあるのだ。

物価上昇してもスタグフレーションでは逆効果なのだ。その対策が政府・日銀に見えてこない。