国立大人文系見直し論-大局を見失った暴論だ2015/07/26 16:12

「機を見て森を見ず」ということわざがあるが、文科省の人文系見直し通達はその実例だろう。

哲学と言えば大げさだが、何らかの精神的なものなしに現場の物作りも改善もできっこないのは無荒老が長年の製造業関連人生で痛感しているものだ。

また、精神的な心がない人物が国際的に通用するとはとうてい考えられない。

もちろん人文学系の先生はすべての学生に教える何者かを持って教育に当たることが求められる。自己の研究もさることながら、学生の教育も大学に奉職している以上重要な役割なのだ。

人文系学部は学生全体の人格陶冶のために必要なのだ。