今後のウクライナ戦争を考える2023/02/24 14:50

ウクライナ戦争開始から1年経った。この戦争はプーチン氏が自己の20年間のウクライナ政策の失敗を武力で解決しようとしたことと考えている。つまりウクライナを自己の勢力範囲にとどめるための仕事を誤りEU側に着くのを阻止できなかったのだ。

侵攻の結果はロシアの望むことと反対に動いてしまった。ウクライナ国民は反プーチンに凝り固まり北欧2カ国はNATO加入申請に踏み切りNATO諸国はウクライナに軍事支援をする始末だ。プーチン氏に好ましくないことだらけだ。

ロシアは軍事的に大損害を喫した。死傷者のデータだけがいろいろと発表されているがこの中には降伏と脱走が含まれていない。損失はもっと多いのだろう。

ワグネルが弾薬不足を言い出した。指揮系統に分裂があっては能力発揮が不十分となる。兵力は実力以下の仕事しか出来まい。

ウクライナ軍はNATO提供兵器の操作訓練を受けているのでそれに兵力を割かれている。現在は前線に送られている兵力は制限されているだろう。

ロシアが戦果を挙げるチャンスはウクライナ軍がNATO使用の兵器の操作訓練を終えて反攻に転ずるまでだろう。それまでに占領地の大きな増加がなされなければ次に来るものはウクライナの強烈な反撃だろう。