緊急事態と憲法 ― 2024/05/03 14:36
憲法論議の中で緊急事態対応が話題となっている。しかし是は重大な問題を含んでいる。緊急事態の名の下におかしな事がなされる危険性を無視しているのだ。
緊急事態という中で予想できるものは法律を作って対策を考えておくべきだ。予想できる災害などは法整備を常に新しくしておく必要がある。
例えば東南海地震の場合、国が行うもの県が行うもの市町村が行うものをそれぞれ法令、条例などで整備しておくのだ。隣接する自治体は内容を調整する必要があろう。新しい知見が出ればその都度改訂すべきだ。
緊急事態として憲法に対策を任せる事態は完全な想定外の事態に限るべきだ。今でも想定される案件は法整備を国会や地方議会にに義務づけるのが良かろう。
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