改憲よりも皇室典範改正が先2019/05/03 15:24

帝の譲位を機に皇室典範の欠陥が明らかになった。事ごとに違憲論争が起きた。

皇室典範が制定されたときに想定されていなかった問題点が続出した。異常なまでの男女比率もそうだし、ご高齢までの在位もそうだ。

改正すべしと言うのは国民の多数意見となったようだ。ところで改正に意向を示す少数意見も存在する。

その最大勢力と言うべきものが日本会議だ。男系相続にこだわり論議に入ることすら避けたがる。しかもその意見に同調する国民は世論調査の上では少数にとどまる。

無荒老のような素人が調べた範囲でも実質女系とみなさるべき帝が記紀や続日本紀を見る範囲でも存在する。本職の歴史家が見ればもっとあるかも知れないし確実に女系と言われる箇所があるかも知れない。

日本会議のホヘムページを見ると4.30のご退位にも5.1のご即位にも何らの言及もしていない。考えようによっては「不忠者」だ。

かって小泉首相は郵政民営化で自民党が失うモノよりも新たに得るものが多いと判断して郵政民営化を民意に問うた。保守系の国会議員も日本会議との決別を考えたらどうか。