政治団体と不動産2007/02/23 15:25

民主党の小沢代表や自民党の中川幹事長の不動産が話題となっている。しかし考えてみれば政治団体は不動産を借りるか所有しなければ仕事は出来ないのではないか。所有したところで別に問題はないと思う。議論すべきはそこに何らかの不正がないかと言うことである。政治活動上の常識を外れる豪華なものや脱税の疑いのあるものは非難すべきではあるが、通常の事務所の範疇に属するものは所有しても問題ないのではないか。

健康志向2007/02/27 17:50

政府で糖尿病に患者などの減少に関して数値目標を立てるそうである。目標を立てるだけでは解決するものではないので、同時にその方策も考えるべきであろう。私案を述べると義務教育の「保健体育」などの教科で食に関する自己管理のあり方をしっかり取り上げることである。要するに必要とするカロリーを好き嫌いなく取るようにすることである。そのためには「家庭科」などで美味しく食べるコツを教えることも大事であろう。無荒老人は必要カロリーを好き嫌いなく取ることで禁酒することなく糖尿病を完治した。別にまずい食べ物を無理して摂取したわけではない。食事を量より質重視に考えることが肝要と思う。

君が代伴奏事件考2007/02/28 16:37

君が代伴奏命令に関して最高裁の判決が出た。ところでこのような問題が起こるゆえんは君が代の解釈がおかしいと言うことにつきる。君が代は古今和歌集の「我が君は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」とあるのが本歌である。従ってその正当な解釈は古今和歌集の時代のものであるべきである。この時代の解釈では、「君が代」というのと天皇制を結びつけるのは不可能である。君という言葉は古今和歌集でこのすぐあとに出てくる「かくしつつとにもかくにもながらえて君が八千代にあふよしもがな」という歌にあるように相手を尊敬したり、親しみを込めたりするときの表現であり、現代とあまり変わらずに使われている。ちなみにこの歌は光孝天皇の御製で、「君」は僧正遍照である。 君が代は尊敬する人や親しい人の長寿を祝ったり願ったりする意味のものである。天皇制とも侵略戦争とも全く無関係の歌であることを忘れてはいけない。変な解釈が横行すると国民は誇るべき財産である古今和歌集を読むのに混乱を来すのである。