Jアラート―今回で実力を見せた―さらなる改善を2017/08/30 15:21

今回の北のミサイル発射は発射場所も初めてでありかつ抜き打ち的だったが、まずまずの対応では無かったか。

当初の予告付きの「衛星発射」から見るとずいぶん進歩したとおもう。

発射4分後にアラーム発動でミサイルはまだ到達4分前だった。その後の追跡も素早かった。

金正恩は「日本が慌てた」と言っているが、マスコミはそれなりに大きく報道したが、政府も国民も冷静では無かったか。

アメリカ軍の能力がどのくらいかは機密だろうが、情報発信後10分以内に打ち落とせるならばグアムは防御できるのだ。それには日本の探知能力は欠かせない。40分も余裕があるアメリカ本土はさらに安全だろう。

北のミサイル発射で日本の探知能力はテストと改良が進んでいる。次はアラーム発生までの時間をさらに短縮することとアラームの範囲を狭くするように改良できるだろう。

思えば先の大戦でも「空襲警報」の発令は最初の東京空襲からどんどん進化していた。次の発射ではもっと的確なアラートらなるだろう。

アラート以上のことは政治家の考えることだ。