原子炉-技術未完成のまま実用化された2013/03/11 16:44

原発事故以来様々な原発関係の記事を読んでいるうちに大変なことに気付いた。

なんと原子炉は未完成技術であり、経済的な優位性を取り上げて実用化されたと言うことである。

核のゴミと言われる放射性物質の処理は実は未完成と言わざるを得ない。世界中の原発-益々増加している-から出る核のゴミは処分のめどが殆どついていないのではないか。

いや、地中深く埋めると言ってもそれで十分かも分かっていない。さらに埋められるという場所は今の所世界中でほんの僅かである。

つまり「核のゴミ」の処理が未完成のまま原子炉が実用化されてしまったキライがある。

一般のゴミはリユース、リサイクルで再利用できるのである。しかも技術の進歩でリサイクル、リユースの割合は益々増えているのである。つまりどうしても廃棄すべきものは可成り減らせるのである。また、有害なものは無害化する処理もかなりできるようになったのである。これは化学的、物理的技術で可能であるのだ。

ところが核のゴミの正体である放射能は、化学的、物理的処理では減らせないのだ。これは原子核そのものの持つ性質であり、化学的、物理的処理ではどうにもならないのだ。

核のゴミは現在の処理法がベストだろうかという視点を含めて処理方法を研究すべきで゜はないか。それから原子炉を運転すべきだろう。

今のまま進めれば何時の日か核のゴミのために原発は運転できなくなりかねない。