山本議員直訴-江戸時代なら死罪間違いなし2013/11/02 16:30

山本議員は園遊会で帝に直訴を試みて世の反感を招いている。当然だろう。

そもそも直訴は、他の手段を尽くした上で行うことが認められているのだ。その場合は処刑されずに済むことも多かったようだ。

しか、少し間違えば死罪が待っている厳しいものであったことも間違いない。江戸時代は死を覚悟しての行動だったのだ。このことを山本議員はご存じなかったようだ。

今回の山本議員の場合、陛下に文書をお渡しするのに必要な手続きを尽くしていたとは思えない。これは「濫訴」と言うべきもので罪に当たるのだ。江戸時代ならば「無礼者」扱いで見せしめのために死罪だろう。

又、天皇には何の政治的権限もなく、手紙をお受け取りになっても何の措置もおとりになれないのだ。

つまりこれは山本議員の出来の悪いパフォーマンスに過ぎないのではないか。ご本人の発言からすると、どうもそれが分かっていない気がする。