無荒老人の放言録

「雑草型」の横綱北勝海の八角親方が理事長に再選された。努力一本で綱を締めた人だ。

就任以来地道に改革を続けている。これは評価すべきだろう。しかも今度の会見では大相撲100年の構想を示した。

相撲界の暴力沙汰は今までの体質から見て撲滅に数年はかかるだろう。長い目で見ないと結果は見えないかも知れない。

いろいろ外野席で言っている人が居り、評議会議長の池坊女史は「袋だたきに逢った」という。気の毒に思う。彼らは貴公俊事件でやっとおとなしくなったが。

しかし、相撲フアンは八角親方を支持したと思う。3月場所連日の満員御礼がその歴然たる証拠なのだ。相撲協会の改革を焦らずに眺めよう。