文書の完全廃棄―非常に困難なもの2018/04/10 15:28

安倍内閣に不都合な文書がここに来て発見されている。いずれも廃棄したはずのものだ。

ところが人間の習性から見ると文書の完全廃棄くらい難しいものはない。

多くの部署には文書の収集魔というべき人物がいるのだ。いつの間にか重要文書のコピーを私物として持っている。そんな人物は割合多く存在するのだ。

正式な原本を処分したからといって油断は出来ない。個人のファイルやメモリーに残っているのだ。

通常文書の収集魔は自分が収集していることをあまり明らかにしない。そのために廃棄したはずの文書が個人のものとして残っていることに誰も気づかない。

しかし完全に廃棄したと思った文書が何らかの弾みで出てくる可能性はあるのだ。機密文書の取り扱いに苦労するのはこんな場合の対策だ。