無荒老人の放言録

稲田防衛相の靖国参拝にアメリカが注文をつけた。ある意味で当然だ。

そもそもＡ級戦犯はアメリカ主導で指名されたのだ。今の中国も韓国も指名に関与していない。彼らは「侵略の象徴」としてＡ級戦犯を捉えているのだ。

Ａ級戦犯はアメリカが対米開戦の推進者と考えた人物を指名したものだ。前線の指揮官であった山下奉文などは入っていない。参謀本部の局長だった武藤章は入っている。

つまり現在の靖国参拝にアメリカが文句を言ってもおかしくないのだ。今後トランプ次期大統領の側近に反日思想の持ち主がいたら靖国参拝を重要視してもおかしくない。

靖国参拝は反米につながりかねないとということを覚悟の上で行って貰いたい。さもなくば古賀誠氏のように「私はＡ級戦犯を除いて拝礼しています」と明言することだ。

稲田大臣は多分そこまで考慮していないだろう。