青学大原監督のマラソン強化論―川内選手の意見との比較2017/01/05 15:46

原監督がマラソン強化策を発表した。彼は駅伝をマラソンの踏み台とする過去のやり方を踏まえたようだ。一方で川内選手は駅伝が嫌いである。

しかし、ある意味で同じような考えであるのだろう。

最近のマラソンはペースメーカーが付く。これで30キロを1キロ3分ペースで走った後の12キロをさらに高速で走ることが求められるのだ。

駅伝では長くても25キロを走ることはない。ここで力を使い切るようではマラソンは無理である。練習で25キロ止まりを想定していれば42.125キロのマラソンを走っても記録が出ない。

やはり50キロ以上の練習をしないといけない。原監督は駅伝のために50キロくらいの長丁場の練習をさせているだろう。青学の選手にマラソンの挑戦を試みているのはその現れだろう。

川内選手は監督となれば箱根にこだわらずいきなりマラソンを走らせるという。長丁場の練習の必要性を瀬古、宗各氏に教わっている。

原監督の提案は多くの競技で成績をポイントとするものだが、その背景には長丁場の練習が含まれているように思われる。

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