太陽暦で七夕をする意義 ― 2023/07/07 14:48
七夕は元来太陰暦に基づく行事である。科学的に見て太陰暦の方が合理的だ。
ところが明治以来七夕は太陽暦で行われるようになった。一部の地方の行事では太陰暦で行われているところもあるが。
今年の太陰暦での七夕は8月22日である。多分この方が星を見上げるのに良い時期だ。
太陽暦ではどんよりと曇っていた空は太陰暦の場合秋の乾いた空気で澄んだ状態だ。太陽暦では梅雨の末期で天気が悪いことが多い。太陰暦では秋晴れの日が多いのだ。
主役の天の川は太陰暦では真上に来る。牽牛織女も見やすい位置になっている。太陽暦では天の川は低い位置にあり牽牛はその下でかなり低い。
ただ一つ太陽暦が都合が良いのは夏休み前の行事が出来ることだ。これ以外に太陽暦の方が有利な条件は思いつかない。幼児に付き合って七夕をするか。星空の鑑賞は太陰暦でやろう。
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