エジプト危機-アメリカの思惑は当たるだろうか2011/02/05 18:39

アメリカはどうやらムバラク氏に見切りを付けた様だ。

その根底は見え見えではないか。

アメリカは国民に三行り半を突きつけられたムバラク氏を早速に見限ったのである。現状ではムバラク氏の利用価値などないのではないか。

アメリカの思惑は次のエジプト政権が親米路線である事=親イスラエル路線であることを期待し、そこに恩義を売っておこうという事ではないか。

これは可成りの博打であろう。勿論ムバラク政権に未練を残しすぎて新政権が反米となるよりもいくらかのアメリカの利益となる可能性が残っているというものである。

アメリカが最も恐れるのは中東各国で親米政権が崩壊し、イスラム重視の政権が発足する事である。

この思惑が成立するのは五分五分と無荒老は見る。