靖国神社参拝問題-これは国内の問題だ。2013/04/25 17:14

海外で政治家の参拝についてあれこれ言うのは勝手だが、内政干渉にならないようにして貰いたい。信教の自由に関するものではないか。

誰を神として祀るかは靖国神社の裁量である。

A級戦犯は勝利した連合国が決めた物で日本が差し出した者ではない。

ところで国内にはもう一つ重要な問題がある。

それは天皇参拝である。昭和天皇はA級戦犯合祀以来参拝されなくなった。今上陛下も参拝されていない。

靖国神社はこの問題に関して責任があるのだ。遺族は陛下の参拝を希望しているだろう。ところが靖国神社の行動が陛下が参拝されない原因を作っているのだ。

昭和天皇は臣下の意見を聞く方であられたが、あまりにもおかしいと怒りを爆発されることがある。2-26事件の時がそうだ。おかしな行動を取る陸軍幹部を叱咤し、反乱の始末を命じられたのだ。

A級戦犯合祀問題も陛下の逆鱗に触れる内容だったのではないか。その内容は既に崩御されたので知るよしもないが、靖国神社に対して不快感をもたれたのであろう。その結果がやむを得ない参拝中止ではないか。

靖国神社は昭和天皇の御意志がどうであったかを推し量り、今上陛下が御参拝できるように考えるべきではないか。ちなみに昭和天皇から今上陛下には何らかのお話しがあったものと考えて処理すべきであろう。