鎮魂武蔵-最後の大艦巨砲戦艦2015/03/14 16:24

第二次大戦で沈んだ戦艦武蔵が発見された。乗組員のご冥福を改めて祈る。

武蔵と大和は日本海軍伝統の大艦巨砲主義に基づいて建造された戦艦である。46センチ砲を搭載したのは世界中でこの2隻以外にはない。

しかし、第二次大戦では戦闘は航空機の時代となりその実力を発揮できずに沈没した。

第二次大戦で活躍した日本の戦艦はなんと一番古い型で巡洋戦艦として作られた高速の金剛級の4隻だった。武蔵も大和も速力が不足していた。

大和型戦艦の代わりに祥鶴型空母をもっと建造しておけばアメリカ海軍はもっと苦しめられただろう。

日本海軍は世界最初の空母を作るなどの革新性を持つ一方で日露戦争での大艦巨砲主義の成功も忘れられなかったのだ。この当時日本の戦艦はロシアの戦艦より一回り大きかったのだ。速力も早かったのだ。しかし、第二次大戦では大艦巨砲は過去のものになっていたのだ。

悲運の戦艦武蔵よ、安らかに眠れ。