無荒史談48-歴代の中で疎略に扱われた帝4-淳仁天皇2008/02/16 19:13

歴代には勘定されていたが、諮号を受けたのは明治になってからである。

淳仁天皇は、孝謙天皇の譲りをうけて即位されたが、上皇の院政で、何もできなかったといっても過言ではない。

そのうちに孝謙上皇の怒りを買う様な行動があった様で、廃位され、その後称徳天皇(孝謙上皇)によって謀反人とされ、淡路島に配流となった。そのため諮号を奉られることがなく、長い間「淡路廃帝」と言われてきたのである。