中国暴力漁船-このままでは東シナ海から魚が消える2010/12/23 18:38

中国漁民の横暴は中国政府にも可成りの責任がある様だ。

ところで彼らの行動を見ていると漁場の保護には無関心といわざるを得ない。という事はこのような行動を黙認する限り東シナ海から魚が消えるというものだ。この懸念を中国政府は悟らねばならぬ。

よい例が越前クラゲの大発生である。このクラゲはどうも北の海では越冬できない様である。毎年中国沿岸で発生し、日本海に近付くころには巨大化して被害を与える。

この原因の一つは中国沿岸で魚がいなくなったので天敵がいなくなり大発生に結びついたと予想される。中国沿岸の漁場の荒廃は中国政府の責任であるのだ。そのことは現状の中国漁民の横暴を放置すれば魚資源が枯渇する海域は拡がる事を意味するのだ。

つまり中国漁民のやりたい放題であれば漁業資源は枯渇するのではないか。これを止めさせる責任が中国政府にあるのではないか。

漁業資源保護のためには沿岸諸国の資源保護協定が必要であるし、それは漁獲量、漁法、禁漁期、禁漁海域など多方面でなされねばならぬ。漁業規制は結局漁民のためであるのだ。

また、漁業資源回復のためには日本の技術提供も必要であろう。多分中国漁民には資源保護という概念はないと思う。

このような手法も併用して中国政府に自国漁民を取り締まる事をさせる必要があるのだ。