政府月例経済報告-消費者マインドの低下認める2014/11/25 16:32

政府の11月月例経済報告で消費者マインドの低下を認めた。

消費税増税は景気にマイナスであるのは当然である。それを覚悟して実行すべきなのだ。

日本には市場にも家庭にもモノがあふれているとみるべきなのだ。「少し支出を抑えよう」という気が起きても不思議ではない。

また、日本人はともすれば質素になりがちとみるべきなのだ。

無荒老は現在は「飽」の時代とみている。少し支出を切り詰めてもそんなに困らないのではないか。

「浪費」が増えることが景気だと考えるとしっぺ返しを食うのだ。

そのほか、アベノミクスで生じた円安は、輸入インフレを起こしている。これは賃金引き上げとは無関係な話なのだ。これは消費の足を引っ張っている。

消費が回復するのは節約疲れが出るまで待つ必要があろう。まだまだ先だ。

いっそ消費税を10%にした方がよかったのではなかろうか。それでも消費水準は極端に低くならないかもしれない。