橋下徹氏天皇譲位の専門家を批判2016/12/07 16:25

天皇の生前退位に関する専門家について橋下徹氏が「日本の未来を決めるのはカビの生えた専門家ではない」という趣旨の事を公式メールマガジンで述べられた。

原文に当たってはいないが、まさに正論だろう。新聞の報道で知る限りではあるが、無荒老が感じるところは生前退位に関する意見の持ち主が勉強不足という事だ。

今回の問題では高齢を理由に譲位された事例を調べておく事だが、譲位反対論者の中に研究した形跡のある人はいなかったようだ。

明確なのは元明天皇が元正天皇に譲位した例である。次に光仁天皇が桓武天皇に譲位した例がある。これは前の例ほど明確ではないが高齢による譲位とみて良いだろう。他にもあるかもしれないが今のところ見つけてはいない。

今回の今上陛下の御意志からみれ前例はこの2例に絞っても良かろう。他の譲位を持ち出しているのは勉強不足なのだ。

このあたりを見て若い世代の意見も聞くべきだろう。

ついでに言う事がある。右翼の論客が「日本古来」としてあげている事の大半は、「明治以後」であり、江戸時代以前にさかのぼれるものは可成り少ないのだ。異議があるなら勉強してみろ。

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