自民党派閥の今昔2008/09/06 19:04

ここ4半世紀の間に自民党の派閥が大きく様変わりしてきたと言える。

今回の総裁選挙で派閥の長がその地位を活用したのは麻生太郎氏只一人である。

今や自民党内の問題で派閥単位で動くのは過去のこととなったようだ。

兎に角現在の自民党には人材がなさ過ぎる。

これを過去の派閥全盛期と比べると隔世の感がする。

派閥の欠点を取り上げているうちに先に派閥のよい面の方が消えてしまったと考えられる。しかも欠点の方は未だに残っているのではないかという気がする。

無荒老は派閥の存在下で新人議員が大臣としての力量を付けることが出来、総理総裁たるべき人材もまた育てられていたという気がする。

今の派閥のリーダーはどんなつもりで派閥を運営しているのだろうか?