骨太方針09-06との方針の違いの理由は2009/06/23 18:57

「骨太の方針09」が出来てきた。前回の06から見ると思想が異なると言われている。

何故違ってきたのか説明が必要であろう。ここでは無荒老の独断と偏見で裏事情を含めて考えてみる。

まず第1に06制定時と現在との経済環境の違いである。この為に修正するのはやむを得ないが、06の思想から逸脱しないことが条件となる。

第2は06での実施後の不具合である。これは人間が作る政策である以上ミスがあることはあり得る。但しこの場合も思想がぶれるようなことはあってはならない。

第3番目は選挙用のばらまき修正である。これは愚策であろう。定額給付金は不評であった。国民が受け取ったのは後で払わねばならないという単純な理由であろう。受け取らねば損をするのである。国民の目は肥えてきたので目先のエサにはなかなか食いつかないのである。

第4は官僚がこの際とばかりに自己の利益を図る場合である。この前の補正予算にも便乗して官僚の利益を図ったとしか思えない項目があった。これだけは絶対の排除すべきである。

麻生総理の発言のぶれが自民党の支持率を下げたと言われているが、自民党の政策がぶれるとこれも支持率の大幅な低下になりかねないのである。