ジャパンブランド-大志を持って進め2011/11/26 19:06

農水産省が「ジャパンブランド」の推進に漸く取りかかった。遅きに失したと思うが今からでも強力に推進すべきであろう。

世界の人口は70億人である。このうちグルメ思考するのを2割の14億人と見よう。2割というのは当てずっぽうではなく2:6:2という法則で考えた数字である。つまり2割の人は統計上優位の立場であるという推定である。

勿論この内の1億人強は日本人である。しかし、尚13億人弱の人がグルメ思考と見たいのである。

日本の食料は確かに高い。しかし、味と農薬の危険性に関しては最強の品質を持っているのでたる。これを売り物にした場合、強力な国際競争力を持っているのである。それは少ないながら輸出している食料の成功が証明している。

ジャパンブランドはこの13億人弱をターゲットにして構想を練るべきである。

その目標は高く持つべきである。ひとまずは日本に輸入される農水産物と同じ量を輸出することである。これは自給率100パーセント達成と言うことと同じであることは自明である。なぜなら非常時には輸出を止めれば日本人は飢えないのである。

その上は日本が農産物輸出国となることである。つまり輸入量よりも輸出量が多くなることである。そのためには農水産業に国際感覚の涵養が必要ではあるが。

とにかく「攻め」の姿勢となるべきである。そうすれば耕作放置地など無くなり、新たな農地の心配をするようになりかねない。無荒老はそうなるように農水関係者に訴えたい。