福島原発吉田所長入院-事故収集体制をどうするか2011/11/28 18:59

東京電力福島第一原発の吉田所長が入院とのこと。速やかなご回復を祈るのみである。

たぶんに度重なる疲労と心労とによるものであろう。激務であったから。

ここで留意すべきは原発事故の担当者には遅かれ早かれリタイアの時期が来るというものである。この対策は「工程表」に明記されなければならない。

事故の収束に30年かかるという。その時点での働きどころは現在のフレッシュマンやその後に東電に入社した人々の肩に掛かるのである。

どのようにして人材を育成し、その労苦にどう報いるかは十分に検討されねばならない。

まず10年後には現在担当している人は一人もいなくなると見なくてはなるまい。それではその時どうするかも今から考えねばならないのだ。