無荒老人の放言録

宮内庁が女性宮家創設に関して有識者から意見を聞くという。それでは「有識者」とはどのような基準で選んだのか。

通常「有識者」というのは諮問する側にとり都合によい人物またはあまり意見を述べないであろう人物が当てられるのが常識である。

今回もこちこちの男系皇位継承者は選ばれないであろう。

ともあれ憲法で国民の象徴である方に関する皇室典範が一つの法律に準じているのはおかしい。これは国民投票の対象となって然るべきものではないか。

皇室典範の問題に関して宮内庁は広く国民の意見を求めるべきではないか。マスコミを利用してもよいと思われる。

偏った有識者の意見で纏めた案が国民の理解を得られるか疑問と思う。

なお、余談ではあるが男系相続に固執する人々は第８番目の皇位継承者を誰とするかはっきりして欲しいと思う。それを抜きにする議論は空論と思うのである。