小澤氏不起訴-大山鳴動してネズミ一匹2010/02/06 18:54

これは無荒流の検察批判である。

小澤氏は不起訴となり、秘書の3人だけが起訴された。ところで起訴の内容は単なる帳簿記載の誤りだけである。どう考えても微罪である。

まずは大久保氏の調査から始まった。これは別件逮捕であろう。この手法は検察の常套手段であり、悪用されないかぎり国民は許容できるであろう。

恐らくこれから小澤氏に関する贈収賄や汚職などの事実が見つかると特捜は思ったであろう。

ところがそれは「逃げ水」であり「幽霊の正体見たり枯れ尾花」であった。裁判官を納得させられる「論より証拠」にはならなかったのである。

しかも「検察リーク」という手段で「衆口金を溶かす」という手段を取ったが事実に欠けるとそうも行かなくなった様だ。

ということで秘書の起訴で何とか面子を保とうとしたのではないか。しかし、これは「西松-二階ライン」という判例がある。今回の起訴事実はこれより悪質ではないのだ。重罪にはなり得ない。場合によっては無罪判決もあり得ると思われる。

特捜は「捕らぬ狸の皮算用」で「猪武者」の如く突進し、彼らにしてみれば「長蛇を逸す」と言うこととなったのである。しかし、無荒老に言わせれば準備不足のフライイングでしかない。

特捜は手順を誤ったのである。小澤氏が関与する事件を確認してから行動すべきであったと思う。確認できなければ行動すべきではなかった。「急いては事をし損じた」。

これで起訴した事件のうち一つでも無罪となれば「骨折り損のくたびれもうけ」であろう。

舛添氏総理補を目指す-まず行動すべき事は2010/02/07 18:44

舛添要一氏が総理を目指すことをその著書で明らかにしたそうだ。

ところで総理となるためにはすぐにでも行動しなければならないことがある。

それは自分の衆議院の小選挙区を明確にし、そこでの活動を開始することである。

舛添氏が出身地の福岡にするのか現住所にするのかということは議論しないが、とにかく自己の小選挙区を明確にし選挙活動をすべきなのである。

舛添氏は参議院の比例区選出である。これでは首相となることは法規的には可能であっても道義的には困難といわざるを得ない。

首相たるものは解散によってその信を問うことが可能な地位にある必要があるのである。それは衆議院議員であることである。

また、衆議院議員でも自分の選挙区を持ち、そこの住民の意思を確認することもまた重要なのである。

衆議院の選挙は最も遅い予想で2013年7月の衆参同時選挙である。それ以前の選挙は政策の行き詰まりか増税選挙かのどちらかであろう。

舛添氏は選挙区の選定を大至急行う必要があるのだ。参議院の比例代表での首相など無荒老は信頼しないし、他にも同調者かあると思う。

政治家資産公開-タンス預金は非公開なのだ2010/02/08 18:57

政治家の資産公開が行われた。おや小澤氏が少ないと思ったら抜け道があったことに気付いた。小澤氏関係の捜査供述でその実態が見えていたことにも気付いた。

要するにタンス預金は公開する必要がないのである。現金をどれだけ多く持っていてもそれは公開の対象にはならない。

これでは政治家たるもの制約の多い土地、不動産、預貯金よりも現金で持っている方が便利だというものだ。

この手口を使っているのは一人小澤氏のみではあるまい。多くの政治家は公開する必要のないタンス預金を持っていると見たほうが良さそうだ。利子にケチケチするよりそのほうが有利なのである。

こう考えると政治家の資産が想像したものより少ないというのも納得できる。

資産公開も一つのショーになったかな。

機密費問題-これも「政治と金」として追求すべきであろう2010/02/09 18:48

「政治と金」というテーマで集中審議が検討されている。

しかし、これが鳩山総理、小澤幹事長の問題に絞られるとすれば単なる幕引きのセレモニーとなるであろう。

問題として取り上げられるべきはまだある。特に外務省と官邸の機密費は取り上げられるべきではないか。

国政上領収書が取れない支出があることは理解できるが、それは厳密に考えねばならぬ。領収書の取れない事項ほど慎重に支出しなければならないのだ。

外務省から官邸に上納された事件、政権交代時に多額の機密費が支出された事件などは当事者の責任に於いてその妥当性を説明すべきではないか。

とにかくおかしな使われ方をしていないというための最低限の説明は必要であろう。

機密費に関しては説明可能な最大限の努力をして公表すべきと思う。

無荒史談246-日本の神々-晴明神社2010/02/10 18:58

祭神は安倍晴明である。死後2年目には時の一条天皇の命により創建されている。この時は稲荷神の化身といわれていた。当時の本にもその超能力ぶりが記されているほどである。

 安倍晴明は天文道、陰陽道の才能を発揮し、その実力は現代でもスーパースターである。超能力の保持者扱いで色々な作品に登場している。実像よりもフィクションの世界で活躍している。