TPP-農業団体の対応は過去の農政(ノー政)の名残 ― 2010/12/05 19:01
農業団体や関係諸団体でPPppへの参加反対が起こっている。
しかし、これをよく見ると過去のノー政のつけを守ろうとしているに過ぎないのではないか。
NHKなどの農業関係の報道を見る限り、改革に熱心な農家は多数あるのである。
多分これらの農家は自由化されてもびくともしないのではないか。
日本農業は世界に冠たるものと無荒老は思う。自由化されてもびくともしない農家がかなりあると信じている。
このような農家の育成を怠り、関税障壁に頼ろうとしていたグループこそ責められるべきではないか。
農業の勝負は味と価格である。非価格競争力は無視できないのである。
例えば現在の季節では蜜柑と柿とリンゴと輸入された果実とでどのように嗜好されているか考えてみるとよい。美味しいものは価格競争力があるのだ。
日本農業は優秀なのだ。外国農産物が自由化されてもその侵入に抵抗出来るのだ。よい例がグレープフルーツである。
努力すれば高くても輸出可能なのだ。食べ物は何も価格のみで売れるのではないのだ。
農産物の輸出をもっと真剣に考えれば、TPPで失う市場よりも新たに獲得する市場の方が多いのではないか。
発想の転換が出来ない農業団体のトップは退陣してくれ!
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