無荒史談190-征夷大将軍-足利義教2009/05/06 19:28

義持の死後くじで選ばれたのは天台座主を務めた義教である。名僧の素質有りとされ、宗教界期待の人材であった。将軍になることをなかなか承知せず、有力武将達が三顧の礼を持って迎えることとなった。

将軍となった彼は、三顧の礼をした有力武将達を抑圧して将軍職の強化をする。そこまではよかったが、強権を使って恐怖政治を敷いた。その狂暴ぶりは数多く、何らかの精神的な異常があったのかも知れない。特筆すべきは一族でもある関東公方足利持氏を征討し一人を除いて族滅したことである。彼の死後残った一人が関東公方とはなったが、その勢力は昔日のものはなくなっていた。

彼のために粛清されるかと危惧を抱いた赤松満佑は、宴会にこと付けて彼を自分の屋敷に呼び、宴会の場で暗殺した

北朝鮮の勘違い-アメリカ民主党を甘く見るという誤り2009/05/06 19:31

北朝鮮がアバマ大統領を非難し始めた。これはアメリカ民主党の北朝鮮政策を全く見違えたと言うことである。普通に情報を読んでいればこのような間違いなどするはずはない。

共和党と民主党の違いは北朝鮮などに対する手段の差に過ぎず、北朝鮮に求めるものは何も異なっていないのである。

共和党はまず譲歩しろ、それから話に乗ろうである。

民主党は直接話をしよう、ただし、話し合いではアメリカは一方的な譲歩はしない。相手にはアメリカの欲しいだけの譲歩を求めるである。

どうも北朝鮮は民主党オバマ政権が直接対話に応ずると言うことを「一方的に譲歩する」と勘違いをしたらしい。

オバマ政権は直接対話はするが、北朝鮮にアメリカが欲する譲歩を迫ると思われる。