アメリカ対話路線にチェンジ-オバマ政権の狙いは2009/05/13 19:03

オバマ大統領は対立している諸国との対話を試みるという「チェンジ」を実行しだした。

従来の「話をしたかったらまず態度を変えろ」と言う強圧的なブッシュ式とは異なる対応である。

しかし、話し合いをするが一方的な譲歩はしないという原則を持つものと思われる。

この点ではブッシュ政権が北朝鮮との交渉の過程で大失敗したのとは異なるようである。ブッシュ政権は北朝鮮に振り回されて結局一方的な譲歩となったのである。

オバマ政権は直接対話はするが厳しい要求を掲げるものと思われる。今度は今まで対話の無かった方が考える番である。北朝鮮は今まで対話を要求していたのに今度は拒絶し始めた。多分対話で厳しい要求を突きつけられると踏んだのであろう。

他の諸国がどう出るのか。対話により一つでも閉塞状態から抜け出せればよい方向に雪崩を打つ可能性も考えられる。