死刑について ― 2008/06/18 19:01
鳩山法務大臣の下で死刑執行のペースが上がったことで死刑に関する議論が又増えてきた。
此処で死刑について考えてみたい。
最高の刑罰である死刑は次の要素があると考えている。
1.見せしめまたは再発防止
2.被害者乃至遺族に代わった代理報復
3.刑罰に対する償い
現在3項が厳しく判定される傾向にある。
ところで1.2項が満足できるのであれば死刑の必要はないのである。同一犯罪の予防に役立ち、被害者、遺族の心証を満たすものであればよい。
単純に死刑廃止を唱えるのではなく、何が代替策として有効であるのか死刑廃止論者に示して欲しいものである。
また、「責任能力損失」ということは2の項目に取り問題である。これに対する処置は現行では不十分である。これにも対策が必要である。
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