普天間移設-議論百出となった2009/12/04 18:58

普天間基地の移設は政権交代を機に過去の日米の話し合いをそっちのけの議論百出となっている。

ところが相手のアメリカの意志など無視した状態である。これはアメリカにしてみれば面白くないことである。折角の合意が保護にされてしまったのである。勿論その合意が日本国内で了承されたとは言えなかったが。

ここでひとつ言えることは日本国内で米軍基地を新たに受け入れることはデメリットが多いと見なされていることである。特に風紀や犯罪の面で好感を持たれていないのである。

米軍基地を受け入れることがその地域(日本全体という視点ではない極めてローカルな話である)に取って大きなメリットが得られない限り基地の移転は困難なのである。

まず行うべきは米軍基地がその地域にとって非常にメリットがあるものとするにはどうするかではないか。極論すれば沖縄県民が「基地よずっといてくれ」という位の改善がなされない限りトラブルは続くと見ている。

基地のあり方そのものを改善しない限り移転に伴うトラブルは絶えないのである。