無荒史談232-日本の神々-護王神社2009/12/05 19:07

和気清麻呂、広虫の姉弟を祀る。この兄弟は奈良時代の末に称徳天皇が宇佐八幡の神託として僧道鏡に位を譲ろうとした時、神意を確かめるとして宇佐神宮に派遣され、その神託が偽物として答申し、皇統の一系を保った功労者という。

この2人は時の政府の弾圧を受け、流罪に処せられたが、称徳天皇が崩御し、光仁天皇が即位するにおよんで名誉回復し、官位も元に復した。

尚、この二人はこれ以外での業績はほとんど無く、広虫が幼児を集めて保育したという伝承があるだけである。