ギリシャ危機-主要国はバラバラ2011/09/18 18:48

ギリシャ危機で欧州各国の会議がもたれた。そこへアメリカが乗り込んできた。

ところが影響力を発揮するどころか「自分のことをしっかりやれ」と言われる始末である。

ところでこの会議には投機の対象となって苦労しているスイスと日本か招かれていない。ツケを回す国には参加して欲しくないのだ。

これから考えると日本の円は頼りないのであるが。ドルやユーロはそれ以上に頼りないからスイスフランや円に投機がなされているように見える。

今回のユーロの場合、財政赤字が問題化してから財政破綻の危機までの時間が短いように感じる。日本では20年も財政赤字が増大し危機的状態であるのに、財政破綻の危険性はまだ表面化していない。しかるにユーロは突如として危機が表面化したように見える。

それにしても欧米諸国は自分のことで手一杯のようだ。円高などには関心がないのではないか。

日本政府はこの点を考慮して円高対策をすべきである。野党がこの条件を無視して行動したら国民は困るのである。「欧米諸国は自分のことに手一杯で円高を考慮するゆとりはない」