無荒老人の放言録

Ｇ２０がいろいろやっているのにアメリカでは株が暴落する始末である。

現時点では市場がいろいろ景気上昇の要求を出しているようであるが。主要各国政府も中銀もそれに対応する力がないのではないか。

財政赤字に悩む主要国政府は財政出動の余力などとうの昔になくしているのではないか。

低金利や金融緩和を続けている各国中銀は、これ以上の政策の余地を持っていないのではないか。

つまり市場が要求するような景気対策を取れる政府や中銀は何処にもないのではないか。

つまり市場は過大な要求を政府や中銀にしているのであり、この要求を変更しないと展望は開けないのではないか。

１％成長で良しと言うことにならないと景気回復など夢物語となりかねない。

１％でも好景気と感じるように世の中が変わらないといけないのではないか。

景気不景気は人間の感ずる状況なのである。