イスラムの抗議熾烈化-米国の対応のまずさ2012/09/14 17:56

予言者を冒涜する映像が公開されたとしてイスラム教徒の抗議が熾烈化しており、米国のリビア大使まで巻き添えを食って亡くなられた。

熾烈化したのは米国政府の対応のまずさにあると見る。

最初にやらねばならなかったのは直ちにこの映像が米国政府や米国国民の意思を代弁するものとかけ離れていることを明確に宣言すべきであったのである。

また、イスラム教諸国に内在する反米傾向を鎮めるべく平生からの努力を怠ったこともある。

また、イスラム教への理解不十分な点もある。イスラム教徒はこの映像に類するものに対する実力行使は「ジハード(聖戦)」なのである。この為に死んだら英雄なのであるのだ。

米国はこの映像を作った狂信者のために多大の損害を受けたのである。