米国自動車業界-自由化と無関係なことをTPP条件という2012/02/02 18:12

米国自動車業界がTPPに関して奇怪な条件を付けている。

まず、米国車の輸入枠設定だが、これが何故「自由化」なのか理解できない。気に入らないのを買わないのも「自由化」の原則だろう。「自由化」の名の下に気に入らないのを買えと言うのは道理にならない。

過去に於いて日本の輸入車は米国車よりも欧州車の方が多かったのだ。それだけ日本人に気に入られていなかったのだ。この状態は今も変わっていないのではないか。日本人が気に入る車を作れば輸入枠など造らなくても売れるよ。

次に「軽自動車規格」の撤廃である。これが何故自由化の障害なのか理解できない。てめえが造ろうとしないだけではないか。日本企業ならばこんなのは障碍と考えない。それに適合した物を作って売り込むだけだ。

要するに自分の努力不足を日本のせいにしたいだけである。そしてこれは日本が飲まないだろうからTPPを潰そうというものだ。

日本代表たるもの米国の農業者と自動車業界を喧嘩するように誘導してみたらどうか。米国政府が一番困るであろう。

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