イスラエルにイラン攻撃の資格などない2012/02/03 18:30

米国国防省がイスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性について言及した。

イスラエルが核兵器を持っていることは公然の秘密ではないか。それが国際的に非難される状態にいたっていないのは米国が保護しているからである。

しかし、イスラエルがイランを攻撃すれば米国でももはやかばいきれないであろう。

イスラエルが国際的な核査察を受け核兵器を破棄すると言わない限りイランの核兵器開発は進むのではないか。

最初の核兵器がテストされてから60年以上が経過している。核兵器開発はそんなに高等な技術ではなくなっているのだ。今や核兵器を持つと言うことはその國の政策に拘わるとしか言えないのではないか。核兵器はもはや使えない兵器ではあるが、それを持つことが一つのステータスシンボルと誤解されているのだ。

イスラエルは今の政策を改めるべきである。前回のアラブ侵攻である十字軍(イスラムの表現では「フランクの侵略」)の場合、イスラムは2世紀を掛けてキリスト教徒を追っ払っているのだ。対決姿勢だけではイスラム側は何世紀を掛けてもイスラエル追放を志向するであろう。

イスラム教とユダヤ教が共存する条件を模索しない限り、対決は永遠に続くのではないか。

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