医療事故防止のために2008/08/20 19:04

本日医療事故に対する裁判で無罪判決があった。

ところで医療事故防止に対して厚労省がどのような対策を立てているかはよくわからない。はっきり言える現象はトラブルの多い医科にひとがいなくなりつつあると言うことだ。

これでは才能ある若者がそのような仕事に就く意欲をなくす。医師は現在多忙である。多忙はミスを誘発しやすいのである。

無荒老の知己の医師に聞く限り、厚労省の施策は悪評ぷんぷんたるものである。とかく医師のことも患者のことも考えていないようである。これでは医療ミスを防止できないのは当然である。

今厚労省が血道を上げているのは医療費の抑制だけであると言える。患者も医師もそっちのけである。しかも抑制の効果が上がったとは言い難いのである。

医師にも患者にも評判が悪い施策で医療費が抑制できるであろうか。前例などに囚われずに虚心坦懐に考えればあるいは名案が出てくるのではないか。