日本農業-農政の無能のツケが未だに続いている2010/11/08 18:40

世界の農業国が日本に農産物を売り込もうとしているのはここ何年も続いているのだ。

ところが農政はその対策として関税と規制しか考えていなかった。国際的に見て怠慢と言えるのである。

実は高コストでも日本の農業は国際的に幾ばくかの競争力があるのではないか。米ですら輸出しているのである。

また、国内的に見ても安いだけの海外産品に充分対抗できる非価格競争力があるのではないか。

ところが農政はこのようなことを無視している。国際競争力を付けようとする様な活動をしている農民を無視して努力しないところにの救済に焦点を合わせてはいないだろうか。

全ての農民の所得を考慮するのではなく、国際競争力を付ける努力をしている農民に助成金を出す制度が必要ではないか。

日本の農民の実力は強いと言える。その強みを支援する農政が必要ではないか。そうすれば農産品自由化など怖くはないのである。逆に日本の農産品に輸出の可能性が増えるのではないか。