各党公約判定-TPP-合格は1党のみ2012/12/08 17:00

TPP参加は製造業界と農業界とで意見が正反対である。これを両立するように出来るのが政治というものであろう。

現在の農業界の意見を基にTPPに反対する党、条件を付ける党が多い中で、みんなの党の公約は評価してよいと思う。

農水産物の輸出振興を明確にあげたのはみんなの党だけである。他の党は余り取り上げていない。

農水産物の輸出が盛んになれば農業界がTPPに反対することはなくなるのではないか。農水産業はTPPで利益が出るのである。

外国産の農水産品の輸入が増えても、それ以上に日本からの輸出が増えればよいのだ。

現に日本の農水産品は輸出されているのである。それもコメを始めとして国際競争力があるものがあるのだ。

人間安いだけで食料を買っていない。味や安全や栄養などを考慮しているのだ。当然「非価格競争」があり、それに勝てば輸出できるのだ。