特捜の権威-村木裁判で崩れていく2010/03/04 18:44

特捜の主張が次々と村木裁判で崩れている。

今回の石井議員の証言は証拠を立てての反論である。

検察の主張する日時には石井議員にはアリバイが明確になったのである。

「検察が供述調書に強引にサインさせられた」という被告サイドの証言が相次ぐ中。今回ははっきり検察の主張を否定する証言がなされたのである。

今回の石井議員の証言が採用された場合、検察の調書は証拠として採用されないであろう。

これは特捜の権威を損なうものでしかない。他に影響が出ることは避けられない。特に小澤氏関連の事件では被告人関連の証言が「特捜の不当な強制」と見なされる可能性が出てくるのである。ということは小澤氏関連の諸案件は殆どが「無罪」またはそれに近いものとなってしまう可能性があるのである。

特捜もその権威を保つためには不法捜査といわれない様に注意すべきであり、そのような傾向がある検事には異動してもらわねばならぬのである。